ゲームデザイナーの面接
従業員が数十人の小さなソシャゲの会社です。
面接の前に課題をやって送ったので書類選考というものがありました。
課題はゲームのレビューを書くだけでした。
自社ブランドのゲームはほとんどなくってサービス終了してました。
なので事前に御社のゲームが~とかの予習はできなかったですね。
基本的に大手のソシャゲの下請け業務が主な感じですね。
まだ出来て数年の会社なんですが、すごい良いオフィスビルに入ってしました。
なんだかすごい儲けている感じでした。
会社もIT企業!って感じのオフィス感がない空間だった。
こたつにみかんとか置いてあったのが驚きだった。
会議室に案内されたんですが、なかなか面接官がきません。
ぼくは5分前にいつもいくようにしてるんですけど、30分は待った。
なんか忙しいのか、ぼくの前に人がいてそのひとの面接が長引いているのかとか
面接時間の書いたメールを何度も見て過ごした。
するとおっさんがきて、遅れてごめんねの一言もなく着席。
何食わぬ顔で、ぼくがやった課題と履歴書をぬーんって感じで見始めた。
自己紹介をお願いしますといわれて
大学を出てなにをやってたかとか、今に至る経緯を一通り話して、ゲームのことについて話して趣味のことについて話したりしました。
ちょっと以外だったのが、空白期間に関してはスルーだった。
なにも聞かれなかった。そっかーって感じだった。
すると会社の説明をされました。
下請けがメインなことと、残業が凄まじいこと、仕事が増えて猫の手も借りたいぐらいな状態なことなど話してくれました。
ゲーム会社なので、残業が凄まじいというのは覚悟してました。
本当に好きじゃないとできませんよみたいなことを念を押して言われた。
どう残業が忙しいのかと聞くと、納期が納期が納期がって感じでした。
妥協したくないのでそうなってしまうみたいなことを言ってました。
残業代は出るけど裁量制なので一定額しかでないと正直に言っていた。
だいたいが9時にきて21時に帰るようなサイクルらしい。
ええ・・・って思ったけど、大丈夫と言っておいた。
あとこの時は面接官との距離が2メートルぐらいだったんですが
この面接官の口臭が尋常無い臭さで話が頭に入ってこなかった。ザリガニの死骸臭だった。
歯も汚い。絶対洗ってないなこれって感じだった。
忙しくて歯すら磨いてないんじゃないかと思うぐらいでした。
下請けメインなのにどうしてデザイナー募集なのかと聞くと
企画の仕事もいただくようになっていて、プランナーのアシスタントみたいな人がほしいと言われた。
そこからぼくがどういうゲームをしているのかという話題になった。
ぼくは割りとゲームをやりこむほうですがソシャゲはやってませんよと正直いうと
その人もソシャゲはやってないと言っていた。
おいおい・・ソシャゲの会社なのにいいのかそれはと思った。
最近ソシャゲばっかりやってる人が多くてねみたいな話になって盛り上がった。
普通にゲームの話をしたんですが、していたゲームについて改善する点とか
こうしたほうがいい点とかありますかと聞かれて
やりこんだゲームほど不満たらたらなので不満と改善点を簡潔に述べた。
ふうんという感じで熱心にメモを取っていた。
そうしてると面接がおわって、さようならという感じで会社をあとにしました。
個人的にはなんだか危険な香りがする会社だとおもった。
まず社員の口が臭すぎるというのはいかがなものかとおもう。
歯を磨くことすらやれない状況ってなんなんだろう。
たしか面接官はプログラマーの人でしたが、超激務という感じでした。
そんな激務に耐えられるのかなって思ったのでなんだか心配です。
そして今日、メールがきてて1次面接通過のお知らせで二次面接の案内がきていて
三次面接まであるよというメールがきていた。
ゲーム会社って即戦力以外いらない感じがしたんですが
ぼくを通すぐらい忙しいんだろうなぁって思った。
そして次の面接は企画書を作ってきてほしいとのことなので、お題が課せられてました。
そんなものつくったことないんだけど、作ってみることにしました。
一週間の時間が与えられてるのでパワポでつくってみることにします。